こんにちは、株式会社エグゼクティブマーケティングジャパン代表取締役の深作浩一郎です。
私はこれまでに二冊の著書を出版社から商業出版として出版してきました。現在は三冊目の著書の制作に取り組んでいます。
今回は紙の本の中でも、実用書を出版するにはどうすればいいのかを解説していきます。
実用書とはどんな本か
実用書実用書とは、生活の中で出てくる問題や課題を解決する知識や情報など書籍のことです。簡単にいえば、日常生活に役立つ本ということです。
日常生活に役立つための、技能・知識・情報を切り口としたテーマの書籍が実用書というジャンルで出版されています。
よくビジネス書や自己啓発本と同じジャンルで括られることもありますが、定義は人それぞれで明確な分類はないようです。
ビジネス書はビジネスパーソン(仕事をしている人)を対象にしています。ここでいう仕事は、何らかの経済的な活動のことを言います。
”ビジネス書”という名前なので、ほとんどのビジネス書は何らかの形で経済や経営などに関連しています。仮に取り扱っているテーマが遠いものであっても、そこから得られるヒントは経済や経営などに集約されます。
イメージ的には、自己啓発や経済、経営、またビジネスに活用できるスキルやノウハウなどをテーマとした書籍をビジネス書や自己啓発本ととらえ、
より日常的な生活の中で役立つ知恵や知識をまとめたものが実用書と考えます。
実用書を出版するには?
実用書を出版するには、基本的に紙の本を出版する方法と同じ方法でできます。
実用書を出版するには、主に6つの手順で行われます。
1.出版の契約
2.企画・編集・制作
3.デザイン
4.修正・校正
5.印刷・製本
6.宣伝・広告
出版するにはこの”出版の契約”が著者にとっては最も大変で難易度が高いですが、それを乗り越えてしまえば、あとは決まった工程で書籍の出版まで進んでいきます。
出版の契約が決まれば、出版社と企画を行い、編集、制作と進んで書籍の中身であるコンテンツを作っていきます。
著者が原稿を書く場合もありますが、インタビューや対談を行ってそこから書籍にしていくというケースも多くあります。
制作と並行して書籍内のデザインや表紙、帯などのデザインが作られ、最後に書籍の内容を修正・校正し印刷して書籍が完成します。
宣伝や広告は出版社が行う場合と、個人で行う場合に別れていますが、大体以上のような工程で書籍の出版は行われていきます。
商業出版をする方法は、どんなジャンルであれ基本的に同じです。
企画書を作り、出版社や編集者に送ったり読んだ理してもらうことが必要になります。
そしてその企画書が出版社や編集者に通れば出版となります。
ただ、この「出版社に通る企画書を作る」という過程がかなり地道で、難易度の高い途方な作業になります。
書籍を出版する方法はかなりシンプルなのですが、シンプルがゆえに出版するにはに非常に難易度が高くなっています。
数年かけても企画書が通らない、企画書が全く書けないという理由で紙の本の出版を諦めて、電子書籍で個人で出版する方も多くいます。
ただ、あなたが特定のジャンルや業界で結果を出している優秀な人材であれば、諦めてしまうのはもったいないです。
出版社が納得するような企画書を、別の業界の人間が書くこと自体がそもそも難易度が高すぎます。
出版業界の人や、編集者に直接企画書を添削してもらう方がよっぽど効率がいいのです。しかし、誰もが出版業界や編集者と知り合いというわけではありません。
そこで現在私が出版社共同で行う無料プログラムの「100日後に著者になるアナタ」で企画書の裏話などを話しています。
無料で参加できるのでこの機会に楽しみながら出版業界を学んでください。
売れている実用書
実際に売れている実用書を参考までに紹介します。いい実用書や企画書を作り出版するには、いい本を知っておくことが重要です。
もちろん全ての実用書がこうあるべきだ、というわけでもありませんが、実際に売れている本からわかることもたくさんあります。
実用書第1位 「本当の自由を手に入れるお金の大学」
著者:両@リベ大学
出版日:2020/6/19
日本一わかりやすいお金の教養チャンネル「リベ大」の誰も言わないけど、やれば人生が変わる〈お金の勉強〉超実践型バイブル! 経済的な不安がなくなり、貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う、一生お金に困らない「5つの力」が身につく!(Amazon)
実用書第2位 「エッセンシャル思考」
著者:グレッグ マキューン
出版日:2014/11/19
Apple、Google、Facebook、Twitterのアドバイザーを務める著者の99%の無駄を捨て1%に集中する方法とは!?
本書で紹介するエッセンシャル思考は、単なるタイムマネジメントやライフハックの技術ではない。本当に重要なことを見極め、それを確実に実行するための、システマティックな方法論だ。
エッセンシャル思考が目指す生き方は、「より少なく、しかしより良く」。そのためには、ものの見方を大きく変えることが必要になるが、時代はすでにその方向へ動きだそうとしている。(Amazon)
実用書第3位 「嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え」
著者:岸見一郎
出版日:2013/12/13
「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない――
【対人関係の悩み、人生の悩みを100%消し去る〝勇気〟の対話篇】世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー。
「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、
対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していくアドラー心理学は、
現代の日本にこそ必要な思想だと思われます。本書では平易かつドラマチックにアドラーの教えを伝えるため、
哲学者と青年の対話篇形式によってその思想を解き明かしていきます。
著者は日本におけるアドラー心理学の第一人者(日本アドラー心理学会顧問)で、アドラーの著作も多数翻訳している岸見一郎氏と、
臨場感あふれるインタビュー原稿を得意とするライターの古賀史健氏。
対人関係に悩み、人生に悩むすべての人に贈る、「まったくあたらしい古典」です。(Amazon)
まとめ:出版への最初の一歩が踏み出せない方へ
自分の培ったスキルやノウハウを実用書にして世の中に発信したい、紙の本を出版したい、自費出版ではなく、商業出版で出版したい。
そうは言っても、書籍の出版難易度は非常に高く、企画書も通るか不安、そもそも作れるかわからない、
出版社から紙の本を出版する方法わからないし、人脈も無い、そういう方は多いと思います。
そこで今回、出版業界のドンとタッグを組んで、書籍出版のための特別なプログラムを開催しています。
出版業界ってどんな世界なの?
電子書籍出版はどんな評価なの?
企画書や出版後は何をすればいいの?
と言ったあなたの疑問の答えやノウハウを今回の出版社共同無料プログラムの「100日後に著者になるアナタ」
に無料で参加して、出版業界を楽しみながら学んでください。
今後のあなたの出版に確実に役立つ情報を無料で是非受け取ってください。
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