こんにちは、株式会社エグゼクティブマーケティングジャパン代表取締役の深作浩一郎です。
私はこれまでに二冊の著書を出版社から商業出版として出版してきました。現在は三冊目の著書の制作に取り組んでいます。
今回は商業出版の成功の流れと出版で稼ぐ仕組みを解説していきます。
■本記事で分かること
・商業出版の仕組み
・商業出版の印税
・商業出版の成功の流れ
・出版で稼ぐ仕組み
商業出版とは
商業出版とは、出版社が利益を出す目的で本を出すことです。
書籍を出版することは全部がその目的で作られているんじゃないの?と思われそうですが、出版社を通さない自費出版や電子書籍のセルフパブリッシングであれば、誰でも出版を行うことができます。
私たちが書店で目にする書籍はほぼ全てが商業出版で出版社から出版された書籍です。
商業出版では、出版にかかる費用をすべて出版社が負担します。出版社はかかる費用を書籍の売り上げから回収するので、できるだけ売れる本を作ります。
出版社はより売れてより利益が出る書籍を書くことのできる著者を探しています。
商業出版の成功の流れ
商業出版の成功の流れは、大まかに以下の2つがあります。
(1)SNSのフォロワー数やYouTubeチャンネル登録者数などの目に見て分かりやすい数字や成果を獲得し出版社からのオファーを待つ。
(2)自分で企画書を作成して出版社へ通す。
(1)出版社からの直接オファーを待つというのは、なかなかハードルが高いです。ゼロからフォロワー数や登録者数を出版のオファーが来るような数まで集めるというのは、専門の分野でなければなかなか難しいです。
よって、多くの著者が(2)自分で企画書を作成して出版社へ通す。を目指すことになります。
(2)自分で企画書を作成して出版社へ通す。を目指す前提として、商業出版で書籍を出版したい場合、自分から行動をしなければ出版の機会はどんどん遠ざかってしまいます。
何もしなければ何も生まれませんし、出版したいと思っていたとしても、出版のチャンスは向こうから勝手にやってきません。
では、自分から”行動をする”というのが具体的に何を表すのか。
つまりそれは企画書を書くことです。そして、書いた企画書を出版社や編集者に見てもらうことです。
出版社は常に売れる本が書ける著者を探しています。企画書の内容がよければ、「売れる見込みアリ」と判断され、出版が成功します。
ただ、出版社が納得するような企画書を別の業界の人間が書くこと自体がそもそも難易度が高すぎます。
出版業界の人や、編集者に直接企画書を添削してもらう方がよっぽど効率がいいのです。しかし、誰もが出版業界や編集者と知り合いというわけではありません。
そこで現在私が出版社共同で行う無料プログラムの「100日後に著者になるアナタ」で企画書の裏話などを話しています。
企画書の制作の役に立つ裏話をぜひ受け取ってください。
商業出版の印税はいくら?
商業出版の印税は、著者のレベル(出版社の評価)によって大きく異なりますが、大まかなイメージとしては3~8%と言われています。
有名人や著名人であればもっと多くの印税率ですが、出版をしている多くの方はこのくらいの数字だと言われています。
出版で稼ぐ仕組み
出版でお金を稼ぐ仕組みは、印税だけではありません。
多くの著者が、様々な目的で書籍を出版し、様々な形で収益につなげています。
出版で印税以外に稼ぐ仕組みの以下の二つを紹介します。
・セルフブランディング
・バックエンド商品の販売
セルフブランディング
出版社からの商業出版で著者が手に入れられるものは以上に多いです。
商業出版を成功させると、著者には「出版社から書籍を出した著者」という肩書きが手に入ります。
出版社から出版される書籍というのは、多くのプロが正しい情報かを判断した上で載せている情報なので、記載されている情報の信頼性が非常に高いです。
出版社から本が出るということは、その著者自体にも大きな信頼性が保たれます。
直接的な利益にならずとも、お金では買えない信頼性を手に入れることができ、”信頼を稼ぐことができる”のが書籍出版の大きなメリットです。
バックエンド商品
お金の面で見ると、書籍の出版を広告的に利用し、バックエンド商品を購入してもらう仕組みが多くの書籍でも採用されています。
書籍の出版を通して著者自体のファンを増やしたり、フロントエンド商品として書籍を手に取ってもらい、より大きな価値提供を行うのがバックエンド商品の販売です。
バックエンド商品に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
業界人に聞いた出版業界の裏話を無料で配布中
現在、期間限定で出版業界の裏側を学べる動画コンテンツを無料で配布しています。
自分の培ったスキルやノウハウを世の中に発信したい、紙の本を出版したい、自費出版ではなく、商業出版で出版したい。
そうは言っても、書籍の出版難易度は非常に高く、企画書も通るか不安、そもそも作れるかわからない、
出版社から紙の本を出版する方法わからないし、人脈も無い、そういう方は多いと思います。
出版業界ってどんな世界なの?
電子書籍出版はどんな評価なの?
企画書や出版後は何をすればいいの?
と言った疑問の答えやノウハウを今回は出版社共同無料プログラムの「100日後に著者になるアナタ」
にて今後のあなたの出版に確実に役立つ情報を無料で配布しているので、出版業界を楽しみながら学んでください。
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