こんにちは、株式会社エグゼクティブマーケティングジャパン代表取締役の深作浩一郎です。
私はこれまでに二冊の著書を出版社から商業出版として出版してきました。現在は三冊目の著書の制作に取り組んでいます。
今回は、書籍出版したい人は書籍を出版する目的と書籍を手にする読者像を明確にした方がいいと言うことを解説していきます。
誰のために書籍を出版するのか
書籍を出版したい人は、誰のために書籍を出版するのか考えましょう。
書籍を出版する方法は自己出版・自費出版・商業出版の3つがあります。
自己出版・自費出版・商業出版の違いなどは以下の記事で解説しています。
出版する目的が自分のためである場合は、自己出版や自費出版で書きたいことを書けばいいです。
しかし、あなたがもし本当の意味での著者としてのステータスを手にして、商業出版で自身の書籍を出版社から出版したいのであれば、読者のために書籍を作る必要があります。
読者のために書籍を作ることが、出版社のためにもなり、何より自分のためにもなります。
では、その「読者」はどう言う人で、どう言う内容の本を求めているのか。出版する目的や出版した本をどう言う人が手にとってくれるかを考える上で、「ターゲット」と「ペルソナ」について考える必要があります。
ターゲット(読者層)とペルソナ(読者像)の違いについては次に紹介します。
読者層(ターゲット)とは?
書籍を出版する上で、まずはターゲットを決めます。
ターゲットとは、商品やサービスを利用する顧客層を指します。
顧客層とはつまり、年代、性別、年収額など、ざっくりと切り分ける事ができる範囲を指し、ターゲットを決めると言うことは読者を切り分けれる範囲をおまかに決めることを指します。
読者像(ペルソナ)とは?
ペルソナとは、商品やサービスを利用する詳細な人物像の事を指します。
ペルソナでは、ターゲットの中より詳細な人物像を抽出します。年代、性別、年収額などに加えて、住居地や職業、趣味、特技、家族構成、ライフスタイルなど、よりリアリティのある人物像を設定します。
この時ペルソナの人物像に名前(例:田中太郎さん)もつけた方がよりイメージがしやすいです。
以上より、ターゲットとペルソナの違いは、顧客”層”と顧客”像”の違いとなります。
ターゲット(顧客像)の中でより具体的な人物像を想定し、想定したペルソナの問題や課題を解決することが出版する書籍のゴールにもなります。
自分が出版した書籍で、読者にどんなスキルを手にして欲しいか、どう言う姿になって欲しいかを考えることが、より良い書籍の出版へつながります。
私が二冊目に販売した著書の「現在の自分をお金に変える方法」の出版会議においてサービスを利用するペルソナについて話し合っているミーティング映像を公開します。
▼【書籍特典作成会議】今回の書籍で喜んでもらいたい方々について
ペルソナを作ることで、どんなバックエンド商品を作って売ればいいのかも分かってきます。
ペルソナは商品を販売する上でかなり重要なポイントです。
出版への最初の一歩が踏み出せない方へ
自分の培ったスキルやノウハウを世の中に発信したい、紙の本を出版したい、自費出版ではなく、商業出版で出版したい。
そうは言っても、書籍の出版難易度は非常に高く、企画書も通るか不安、そもそも作れるかわからない、
出版社から紙の本を出版する方法わからないし、人脈も無い、そういう方は多いと思います。
そこで今回、出版業界のドンとタッグを組んで、書籍出版のための特別なプログラムを開催しています。
出版業界ってどんな世界なの?
電子書籍出版はどんな評価なの?
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