こんにちは、株式会社エグゼクティブマーケティングジャパン代表取締役の深作浩一郎です。
私はこれまでに二冊の著書を出版社から商業出版として出版してきました。現在は三冊目の著書の制作に取り組んでいます。
今回はメタバース関連の本を電子書籍より紙の本で出版するべき理由を解説します。
■本記事で分かること
・メタバース関連の本を電子書籍より紙の本で出版するべき理由
・出版社からメタバース関連本を出版する方法と裏技
・電子書籍の方が相性が良いメタバース関連本の特徴
メタバース関連の本を電子書籍より紙の本で出版するべき理由
メタバースの関連本を電子書籍よりも紙の本で出版するべき理由は2つあります。
・情報の信頼性が紙の本が圧倒的に高い
・書籍や著者に安っぽさが出てしまう
詳しく解説していきます。
情報の信頼性が紙の本が圧倒的に高い
電子書籍と紙の本では、書籍内の情報の信頼性がかなり変わってきます。
電子書籍でベストセラーを何冊も出版している、と言う人であればこれまでの信頼でカバーできますが、まだまだ新しいジャンルのメタバース関連本において、実績のある電子書籍作家は少ないと思います。
初めて書籍を出版するのであれば、電子書籍では無く紙の本で出版をするべきです。
大前提として、電位書籍と紙の本(出版社から出版されたものに限る)では記載されている情報の正確性や信頼性が全く違います。
紙の本を出版社から出版する場合、著者は企画書を書いて出版社に通し、その上でプロの編集者や出版社のチェックを通して正確で信頼性のある情報を書籍に記載します。
よって出版社から出版される紙の本では世間一般的に正しい情報が書かれている、信頼できる情報が載っているというイメージがあり、実際信用できる情報が載っています。
よって紙の本で出版すれば、書籍の内容だけで無く著者にも信頼が担保され、紙の本を出版したという実績とともにセルフブランディングに活用できます。
一方で電子書籍では情報の正確性が担保されず、仮に誤った情報を記載していたり、著作権などを侵害していた場合は個人でその責任を負うことになってしまいます。
書籍や著者に安っぽさが出てしまう
電子書籍から書籍を出す場合、書籍の中身や書籍のタイトル、表紙のデザインなども自分で行うことになります。
もちろん外注することもできますが、無料で電子書籍を出版する際は全て自分で行う必要があります。
電子書籍はなんとなく安っぽく見られがちです。原因は出版されている電子書籍が玉石混合なことです。良いものも悪いものも混ざって同じマーケットで販売されている電子書籍は、良い本が埋もれてしまったり、悪い本が目立ってしまうことがしばしばあります。
電子書籍の安っぽさは書籍だけで無く、著者の印象にまで影響してくるので、出版が簡単だからと言って電子書籍で曖昧な情報の内容を発信してしまうと、曖昧な知識しかない著者、正確性のない情報を書籍にする著者というマイナスなイメージやレッテルを貼られてしまう可能性が高くなります。
流行りの言葉だからこそ紙の本での出版を
「メタバース」という言葉は2021年10月にFacebook社が社名をMeta社に変えて大きな資金投資を決定するなどで一躍話題となり、一気にIT業界での”バズワード”となりました。
そして2022年の1月〜4月にかけてそれまで種類がほとんどなかった「メタバース関連本」が数多く出版されました。
流行のキーワードである「メタバース」はその関連本や関連記事がたくさん出ていますが、中には情報が曖昧なものもあります。
電子書籍は現在誰でも簡単に出版し、Amazonをはじめとしたマーケットに並べることができるので、「メタバース 本」などで調べると紙の本の中に電子書籍もたくさん出てきます。
電子書籍全てが正しくないというわけではありません。しかし、電子書籍の中にメタバース関連について曖昧な情報を書いている本があった場合、電子書籍のメタバース関連本は内容が曖昧だからやめておこう、と思われることもあります。
何より著者であるあなた自身が正確な情報を記載する必要があるので、まだまだ解釈が曖昧なメタバースの内容は電子書籍で出すには不安要素が大きいです。
メタバース関連本で電子書籍の方が相性が良いケースは?
もちろんメタバース関連の全ての本が紙の本での出版をするべきだとは思いません。
中には電子書籍の方が相性がいいケースもあります。
電子書籍と相性の良いメタバース関連本は、
・内容がそこまで多くない
・一部の層に専門的な情報を届けたい
・すでにメタバースを体験したことのある人に向けて本を書きたい
などです。例えば、「メタバースの楽しみ方」や「VRChatの楽しみ方」などのカジュアルな内容の本や、
VRを利用している方向けの技術的な内容の本、すでにメタバースを体験したことのある人など
要するに「需要がそこまで多く無いけど確実に読んでくれる人がいる」というような内容は電子書籍での出版と相性が良いです。
メタバース関連の書籍を紙の本で出すには?
出版社からメタバース関連の紙の本を出版する方法
メタバース関連本を出版する方法は、基本的に紙の本を出版する方法と同じ手順で行います。
紙の本を出版社から出版するには主に6つの手順で行われます。
1.出版の契約
2.企画・編集・制作
3.デザイン
4.修正・校正
5.印刷・製本
6.宣伝・広告
さらに詳しい出版の手順は以下の記事で解説しています。
企画書を出版社に通すのが一番大変
書籍を出版する上で最も大変なのが、出版社に認められる企画書を作ることです。
出版社から紙の本を出版する場合、企画書を出版社、もしくは編集者に見てもらい、「売れる見込みあり」と思ってもらう必要がります。
出版社もビジネスですので、より売れる本、より売れる本が書ける著者を求めています。
書籍出版を目指し、自分で企画書を書き続けて気づけば数年経過していた…というケースも少なくありません。それほど難易度の高い作業が企画書の制作です。
メタバース関連本を出版をしやすくするとっておきの裏技
出版社が納得するような企画書を、別の業界の人間が書くこと自体がそもそも難易度が高すぎます。
あなたはあなたのコンテンツを制作することに集中し、企画書は出版業界の人や、編集者に直接企画書を添削してもらう方がよっぽど効率がいいのです。
しかし、誰もが出版業界や編集者と知り合いというわけではありません。
そこで現在私が出版社共同で行う無料プログラムの「100日後に著者になるアナタ」で出版社視点の企画書の裏話などを話しています。
無料で参加できるのでこの機会に楽しみながら出版業界を学んでください。
メタバース関連本出版への最初の一歩が踏み出せない方へ
自分の培ったスキルやノウハウをメタバース関連本として世の中に発信したい、自費出版ではなく、商業出版で紙の本で出版したい。
そうは言っても、書籍の出版難易度は非常に高く、そもそも出版社に「売れる見込みがある」と思われる企画書を作れるかわからない、
出版業界に人脈も無い、そういう方は多いと思います。
そこで今回、出版業界のドンとタッグを組んで、書籍出版のための特別なプログラムを開催しています。
出版業界ってどんな世界なの?
電子書籍出版はどんな評価なの?
企画書や出版後は何をすればいいの?
と言ったあなたの疑問の答えやノウハウを今回の出版社共同無料プログラムの「100日後に著者になるアナタ」
に無料で参加して、出版業界を楽しみながら学んでください。
今後のあなたの出版に確実に役立つ情報を無料で是非受け取ってください。
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