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メタバース内で書籍出版のイベントを開催するメリット

こんにちは、株式会社エグゼクティブマーケティングジャパン代表取締役の深作浩一郎です。

私はこれまでに二冊の著書を出版社から商業出版として出版してきました。現在は三冊目の著書の制作に取り組んでいます。

株式会社エグゼクティブマーケティングジャパン代表取締役の深作浩一郎

今回は、書籍の著者自身が出版のプロモーションを行うメリットを紹介していきます。

■本記事で分かること
・メタバース内で書籍出版のイベントを開催するメリット
・書籍出版イベントのメタバースでの可能性

そもそもメタバースって何?

そもそもメタバースって何?

メタバース(metaverse)とは、英語の「超越(meta)」と「宇宙(universe)」を組み合わせた造語です。

現代における「メタバース」の概念はまだ新しいもので、共通認識が曖昧で具体性かつ明確な定義が存在しません。そのため、さまざまな企業が「メタバース事業」という非常に大きな括りでメタバースを掲げ、探りさぐり活動しています。

メタバースは広い意味を持ちますが、今回紹介する書籍出版のイベントを行う”メタバース”は、VRで没入できるバーチャルの3D空間を指します。

本記事ではメタバース内でのイベントの事例も紹介するので、メタバースがどういうものなのかも同時に理解できると思います。

2021年から2022年にかけて一気に話題となったメタバースですが、2022年、このメタバース空間で出版のイベントを行う事例が増えてきました。

今回はそんなメタバース内で書籍の出版イベントを開催するメリットを、実際に行われた事例を踏まえながら紹介していきます。

メタバース内で書籍出版のイベントを開催するメリット

メタバース内で書籍出版のイベントを行うメリットは、主に以下の三つが挙げられます。

メタバース内で書籍出版のイベントを開催するメリット

メリット(1)場所に関係なくイベントに参加できる

メタバースでイベントを行うことの大きなメリットは、参加者が場所に関係なくイベントに参加できるところです。

これまでにもメタバース以外で場所に囚われないイベントは数多く開催されてきました。

世の中が自粛の流れになったところで、オンライン〇〇というイベントは主流になり、オフラインとオンラインで並行してイベントが開催されるというのがイベントの新しい形となってきました。

オンラインでのイベントが一般的に普及したおかげもあり、メタバース内でのイベントも緩やかにではありますが世の中に浸透し始めています。

場所に関係なく(通信ができる環境が前提)イベントに参加できるというのは、今まで都会でしか開催できずになかなか地方開催ができなかったようなイベントでも、全国から参加者をつのることができます。

メリット(2)著者が目の前に現れる

メタバース内で書籍出版のイベントを開催するメリットの二つ目は、著者が目の前に現れるというところです。

オンラインのライブ配信やZOOMなどのビデオ通話の形式では、著者の顔や言葉がリアルタイムで届いたとしても、直接的なコミュニケーションは取れず、画面上の一方通行的なやりとりが一般的です。

ところが、メタバース内ではオンラインイベントでは実現しなかった「著者との触れ合い」が可能になります。

メタバース内はバーチャル世界の3D空間なので、まるでどこでもドアでイベント会場に移動したかのような体験ができ、世界のどこにいても、著者が参加するイベント会場へ足を運ぶことができます。

そしてライブ配信などの一方通行のコミュニケーションではなく、著者と参加者の両方向のコミュニケーションが可能になります。

VTuberのバーチャル美少女ねむさんの出版イベントの事例では、メタバース空間内でイベントを行い、著者であるバーチャル美少女ねむさんは実際に参加したファンの方へメタバース内でサイン会を行いました。

https://twitter.com/calico_biyori/status/1515366840272564226?s=20&t=NHB1eQYKAUujSIpXuWOKIg

メタバース空間では、実際に書籍の著者が目の前でサインを書いてくれるというイベントへ世界中どこにいても参加できます。

メリット(3)ライブ配信の何倍ものリアル感がある

メタバース空間でのイベントは、ライブ配信では体験できない圧倒的なリアル感を味わうことができます。

YouTubeライブなどの、生配信でイベントの中継を繋ぐオンラインイベントでは、参加者は一方的に送られてくる映像を見ることしかできず、コメントなどが届く場合もありますが、「イベントに自分自身も参加している感」はあまり得られませんでした。

一方で、メタバース内でのイベントであれば、VRゴーグルを使えば視覚は完全にイベント会場に入ることになり、イベント会場に自分自身が存在し、著者が目の前にいてリアルタイムで喋っている。という状況になります。

スマホやパソコンの画面上で視聴するオンラインイベントと、メタバース空間でボディランゲージを含めた相互性のあるコミュニケーションが取れるオンラインイベントでは、参加者の満足度に圧倒的な差があります。

【まとめ】メタバース内で書籍出版のイベントを開催するメリット

以上、メタバース内で書籍出版のイベントを開催するメリットを三つご紹介しました。

【まとめ】メタバース内で書籍出版のイベントを開催するメリット

今後出版業界だけでなく、様々な業界のイベントがメタバース空間で開催されると予想されます。

今からこういったメタバース空間でのイベントには積極的に参加し、「メタバース空間でのイベントがどのような感じか」を理解しておくことをおすすめします。

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深作浩一郎
経営者/事業家/文筆家。株式会社エグゼクティブマーケティングジャパン代表取締役。1986年生まれ、札幌市出身。初の著書「ゼロイチ起業」(サンライズパブリッシング)は発売前々日にビジネス書では異例の増刷となりAmazon1位も獲得。 2冊目の著書「現在の自分をお金に変える方法」(フローラル出版)では予約販売時にAmazon1位を2つのビジネス書カテゴリで獲得。 テレビ地上波にて出版時の様子が放映されるなど、新進気鋭のビジネス書作家である。温泉好きが高じて温泉ソムリエの資格も持つなど遊びを軸としたビジネス構築を「好きを仕事にする方法」と題して展開中。

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