こんにちは、株式会社エグゼクティブマーケティングジャパン代表取締役の深作浩一郎です。
電子書籍出版は、経歴や実績などを持たない個人でも書籍出版にチャレンジすることができます。
今回は電子書籍出版のマーケティング的メリットを紹介していきます。
電子書籍のマーケティング的メリット
電子書籍作家という肩書き
電子書籍出版は、マーケティング的な側面から見ると非常にメリットが大きいです。
というのも、電子書籍を出版することで「作家」という肩書きを持つことができます。
電子書籍出版においては、書籍の販売による印税などよりは、自分をセルフプロデュースできることに大きな価値があります。
電子書籍の作家という肩書は、出版社から紙の本を出版した著者よりは弱い肩書きにはなってしまいますが、それでも十分にブランディングでき、自分自身をアピールできる肩書きです。
本来長い時間と場合によっては高い費用をかけて紙の書籍を出版し、その上で得ることのできた作家・著者という肩書自体を、無料でも出版ができる電子書籍出版で手に入れられるのは、自分自信をセルフブラディングする視点では非常にメリットが大きいです。
Amazonサイト内での自己ブランディング
世界的に認知度の高いAmazonで電子書籍を出版すれば、Amazonで出版したという実績だけでなく、自分の名前で検索したときに、その検索結果に出版している自分の書籍が表示される可能性が高いため、社会的な信用を得ることもできます。
また、電子書籍の市場規模からみても、他電子書籍市場の中でも半数近くのシェアを占めるkindleから電子書籍を出版することで、既存の電子書籍ユーザーからの高い集客効果が見込めます。
リスト取り(外部リンク誘導)
Kindleでは電子書籍に外部リンク(WEBサイトへの誘導)を設定することができ、自分のメディアに誘導するコンテンツを取り入れることも可能です。
電子書籍をフロントエンドとし、自身のWEBサイトやメルマガでバックエンド商品を販売できるというマーケティング的なメリットがあります。
リストマーケティングと非常に相性の良い電子書籍出版は、これまでの「自身のサイトやブログ→メルマガ登録などでリスト取得」という方法から、「自身のサイトやブログ→電子書籍の無料ダウンロード」を経て、リスト取得のための申し込みフォームへと誘導する、と言った変化をしつつあります。
個人で活躍している起業家やこれからビジネスを始めたい個人にとっても、今後集客に欠かせないツールになってくる可能性も高いです。
電子書籍出版にもデメリットはある
ここまで聞くと、マーケティング的メリットが非常にある電子書籍出版ですが、デメリットもあります。
仮に電子書籍出版で、書籍出版をしたという実績や肩書き、個人としての”箔”を求める場合、電子書籍出版ではその効果はあまり期待できません。
電子書籍出版のメリットとして、出版コストが低く、誰でも出版できる、という点がありますが、これは裏を返せば誰でも電子書籍出版を行うことができ、電子書籍出版という行為そのものに特別な価値を感じにくくなるということです。
紙の本を出版社から出版する場合は、様々な審査や推敲を重ねて信頼性の高い内容の情報が長い時間をかけて作成されますが、誰でも出版が可能な電子書籍では、どれだけ良い作品でも埋もれてしまう場合があります。そして電子書籍著者と一括りにされてしまうので、やはり実績や肩書きを手にするという点では出版社から出版される紙の本に匹敵する価値は見込めません。
電子書籍出版をした作家が「本を出版してる著者です。」と言っても、紙の本を出版している人からすれば、「いやいや、電子書籍でしょう。」と思われてしまいがちです。
本当の意味での社会的な信用や箔をつけるには、やはり紙の本を出版社から出版するというのは大きな意味を持ちます。
そうは言っても出版社から紙の本を出版する方法わからない、人脈も無い、という方向けに
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