こんにちは、株式会社エグゼクティブマーケティングジャパン代表取締役の深作浩一郎です。
私はこれまでに二冊の著書を出版社から商業出版として出版してきました。現在は三冊目の著書の制作に取り組んでいます。
今回はコンテンツビジネスをしている人が書籍出版を目指すべき理由を紹介していきます。
■本記事で分かること
・コンテンツビジネスをしている人が書籍出版を目指すべき理由
・出版社から本を出版する方法と裏技
・書籍出版で印税以外に手に入るものとその活用方法
コンテンツビジネスで起業した人が書籍出版を目指すべき理由
noteやbrainといった知識を共有するサービスで誰でも自分自身でコンテンツを制作し、販売できるようになった今の世の中で、コンテンツビジネスを自社および個人で行っている人は、書籍出版を目指すべきです。
ここでいう”書籍出版”は電子書籍ではなく紙の本を出版社から出すことを指します。なぜ紙の本を出版社から出すべきなのかは以下記事を参考にしてください。
コンテンツビジネスを行っている人が書籍出版を目指すべき理由は、大きく分けて以下の3つが手に入るからです。
▼書籍出版を目指すべき理由(出版のメリット)
・自社および個人のコンテンツを客観的に分析できる
・反応率の高いリストが取れる
・著者としてのセルフブランディングができる
誰でも簡単にコンテンツがコンテンツが制作出来るようになった今の世の中で、コンテンツは「何が書いてあるか」よりも「誰が書いているか」が重視されるようになってきました。
販売されるコンテンツの量が増えたので、この人が作ったコンテンツであれば信用できる。という判断基準でコンテンツを購入する人が増えたのです。
逆に言えば、SNSのフォロワー数や読者の信頼がなければコンテンツが売りにくい時代になっているとも言えます。
いかに信用や信頼があるかが問われるコンテンツビジネスにおいて、書籍出版によって得られるメリットは非常に多いです。
書籍出版はコンテンツビジネスと相性が良い
書籍出版は、コンテンツビジネスと非常に相性が良いです。
私の二冊目の著書『現在の自分をお金に変える方法』の32日目「コンテンツビジネス成功の条件8」でも紹介しているように、コンテンツビジネスをしていく上で”ステイタス感”は非常に重要です。
出版社から紙の本を出版することで、この”ステイタス感”を高めることができます。
詳しくは後述しますが、書籍を出版することで、あなたは著者としての肩書きや箔を手にすることができます。そして販売した書籍を手に取ってくれた人の中から多くの見込み客のリストが取得できます。
また、コンテンツビジネスを行っている人は自分で”売れるコンテンツ”を持っているので、その部分を書籍に転用することが可能です。
ゼロから書籍の内容を考えるよりも、既に持っているコンテンツやスキル、ノウハウを書籍に落とし込むことができます。
書籍を作る過程で、自分自身のコンテンツの強みや、読者が何を求めているのか?を出版社視点からの客観的な意見をもらう中で改めて考えることもできます。
書籍の作りやすさと、出版前後に得られるものが多い点でコンテンツビジネスと書籍出版は非常に相性が良いと言えます。
本当の意味での利益は印税ではなくリストと肩書き
書籍出版で手に入るのは印税だけじゃない
書籍出版と聞くと、印税での利益をイメージする方がほとんどだと思います。
本が売れるほど、印税で儲かる。「夢の印税生活」なんて言われていたのは一昔前の話です。
今は印税生活よりも、自分でコンテンツを売れる仕組みを作った方がよっぽど”勝手にお金が儲かる”状態になります。
そしてそんなコンテンツビジネスを加速させる2つの利益が、印税以外に書籍出版で手に入ります。
それがリストと肩書きです。
コンテンツビジネスはリストが命
コンテンツビジネスはリストが命です。
「リスト」とは、一度自社の商品を購入したことがある「顧客リスト」と、まだ購入したことはないが資料請求や無料プレゼント受け取り、お問い合わせなどを行った「見込み客リスト」のことを指します。
これらリストを活用したマーケティング手法のことを、リストマーケティングと言います。
コンテンツビジネスは、制作したコンテンツを、リストにセールスするリストマーケティングがよく使われます。よってリストがあればあるほど、コンテンツの売り上げも大きくなっていきます。
書籍を購入してくれた人に無料プレゼントを行い、取得したリストにコンテンツやサービスであるバックエンドをセールスする方法が、書籍出版で利益を最大限高める方法でもあります。
肩書きからセルフブランディングを行う
紙の本を出版社から出版した場合、あなたは書籍を出版した著者という明確な肩書きを手にします。
これは電子書籍作家とは一線を画した大きな”箔”となります。
そしてこの肩書きを上手に使うことで、あなた自身をセルフブランディングすることができます。
*例えばコンテンツビジネスを行う上で、2人の人間が販売する以下のようなコンテンツがあった場合
・試行錯誤した自分の体験から有益なコンテンツを作りました。 ・”出版社から紙の本での書籍化もされた”自分の体験やノウハウを詰めこんだコンテンツを作りました。 |
どちらが売れやすいかは容易に考えられます。
紙の本の書籍というのは、情報の信頼性という点でも非常に優れています。
よって紙の本で書籍を出版したあなたには同じ分の信頼性が付与されます。
この肩書きや信頼性を最大限生かして、SNSのフォロワーを増やしたり、コンテンツビジネスを加速させることができます。
著者ブランディングでSNSが加速する
書籍出版をして著者としての肩書を手にすることで、SNSが加速します。
書籍の出版を行ったら、SNSを活用して告知や発信をしていくことをおすすめします。
紙の本を出版社から出版できる人は、世の中の一握りです。
TwitterなどのSNSでは、一部の大きな成果を出した人が目立ちがちですが、どれでも書籍を出版したことのある人間はわずかです。
書籍を出版したという事実だけで大きな価値がありますし、出版社から紙の本を出版したという社会的信用も大きくなります。
これらを上手に使って、信頼性の高い発信をしていくことで、SNSのフォロワーが増えたり、あなたのコンテンツである商品を手に取ってくれるふとが増え、結果として収益が増える可能性が高まります。
出版社から書籍出版をする方法
書籍出版の手順
これだけのメリットがある書籍出版ですが、紙の本を出版社から出版するには主に6つの手順で行われます。
1.出版の契約
2.企画・編集・制作
3.デザイン
4.修正・校正
5.印刷・製本
6.宣伝・広告
さらに詳しい出版の手順は以下の記事で解説しています。
企画書が一番大変
書籍を出版する上で最も大変なのが、出版社に認められる企画書を作ることです。
出版社から紙の本を出版する場合、企画書を出版社、もしくは編集者に見てもらい、「売れる見込みあり」と思ってもらう必要がります。
出版社もビジネスですので、より売れる本、より売れる本が書ける著者を求めています。
書籍出版を目指し、自分で企画書を書き続けて気づけば数年経過していた…というケースも少なくありません。それほど難易度の高い作業が企画書の制作です。
出版をしやすくするとっておきの裏技
出版社が納得するような企画書を、別の業界の人間が書くこと自体がそもそも難易度が高すぎます。
あなたはあなたのコンテンツを制作することに集中し、企画書は出版業界の人や、編集者に直接企画書を添削してもらう方がよっぽど効率がいいのです。
しかし、誰もが出版業界や編集者と知り合いというわけではありません。
そこで現在私が出版社共同で行う無料プログラムの「100日後に著者になるアナタ」で出版社視点の企画書の裏話などを話しています。
無料で参加できるのでこの機会に楽しみながら出版業界を学んでください。
書籍出版への最初の一歩が踏み出せない方へ
自分の培ったスキルやノウハウをビジネス書にして世の中に発信したい、紙の本を出版したい、自費出版ではなく、商業出版で出版したい。
そうは言っても、書籍の出版難易度は非常に高く、企画書も通るか不安、
そもそも「売れる見込みのある」企画書を作れるかわからない、出版業界に人脈も無い、そういう方は多いと思います。
そこで今回、出版業界のドンとタッグを組んで、書籍出版のための特別なプログラムを開催しています。
出版業界ってどんな世界なの?
電子書籍出版はどんな評価なの?
自分でも書籍が出版できるの?
企画書や出版後は何をすればいいの?
と言ったあなたの疑問の答えやノウハウを今回の出版社共同無料プログラムの「100日後に著者になるアナタ」
で回答しています。無料で参加して、出版業界を楽しみながら学んでください。
今後のあなたの出版に確実に役立つ情報を無料で是非受け取ってください。
最新記事 by 深作浩一郎 (全て見る)
- キャンプ本やDIY本はなぜ売れるのか?出版をしたい人のため解説してみた - 2023年8月14日
- 出版事業の代理店を募集しました - 2022年9月9日
- 【書評】お金2.0新しい経済のルールと生き方(佐藤航陽/著)の感想要約 - 2022年4月30日
- 2022年おすすめマーケティング本まとめ - 2022年4月30日
- 学生向け二十代で読むべき本まとめ - 2022年4月30日
コメント