こんにちは、株式会社エグゼクティブマーケティングジャパン代表取締役の深作浩一郎です。
私はこれまでに二冊の著書を出版社から商業出版として出版してきました。現在は三冊目の著書の制作に取り組んでいます。
今回は書籍出版でリストをとってバックエンド商品を販売し利益を出す仕組みと、実際に私が行ったバックエンド商品の制作方法をご紹介します。
書籍出版はバックエンドで儲ける
書籍の出版において、フロントエンド・バックエンドの理解は非常に重要です。
書籍の出版でお金を稼ぎたいと思っている方は、書籍を出版して獲得したリストにバックエンド商品を販売することで、より大きな利益を得ることができます。
小説やエッセイなどではないビジネス書や実用書の多くが、バックエンドで儲けるビジネスモデルになっています。
書籍を出版して印税生活を夢見ている方がいれば申し訳ありませんが、書籍出版で手に入る印税は微々たるものです。もちろんベストセラーで何万部、何十万部と販売されれば、その分の印税は入ってきます。
純粋に大きな利益を求めるなら、書籍出版で手に入る印税よりも、著者としての肩書きやブランディング、リストを用いてバックエンド商品を販売する方がより大きな結果が出ます。
逆に言えば、バックエンド商品のない状態での書籍出版は利益を獲得するチャンスを逃していると言えます。
バックエンド商品とは?
そもそもバックエンド商品とは何なのか?
ビジネスにおけるバックエンドを理解する上で、「フロントエンド」も理解する必要があります。
『フロントエンド』は、最初に見込み客に提供する商品やサービスのことを表します。フロントエンドは、フロントエンド商品と呼ばれることも多く、主に集客に用いられ、新規顧客獲得のために使われる考え方です。
フロントエンドは無料のサービスであることが多く、無料体験、無料クーポンなどがそれにあたります。
これに対して『バックエンド(バックエンド商品)』は、フロントエンド商品提供後に販売する商品やサービスのことを言います。フロントエンド商品後に販売する商品であるため、フロントエンド商品に価値を感じてもらわないと、その後のバックエンドを手に取ってもらえません。
まとめると、バックエンド商品とは、フロントエンドで集客を行い、集まった顧客に対して販売するさらなる価値提供のことです。
バックエンドは高価格であることが多いです。具体的なバックエンド商品やサービスは後述します。
書籍の出版に置き換えると、書籍がフロントエンドで、そこからメールアドレスやSNSのフォロー、LINE登録などのリスト取りをし、高価格なさらなる価値提供を行うことがバックエンドになります。
バックエンド商品は形のあるサービスの場合も、形がないサービスの場合もあります。
例えばビジネス書であれば、より具体的なビジネスの指導をするコンサルティングやオンラインコミュニティがバックエンド商品になります。
レシピ本であれば、SNSフォロワーの増加や料理教室、レシピ本の制作コンサルなどを販売できます。
書籍出版をリスト取りに活用する方法
バックエンド商品を販売するには、見込み客のリストが必要です。
書籍出版をリスト取りに活用する方法は、極めてシンプルです。
出版した書籍に無料プレゼントや特典を用意して、プレゼントします。そしてこの特典を受け取る際にメールアドレスの登録などをしてもらいます。
書籍を手に取ってもらい、著者であるあなたを知ってもらい、SNSのフォロワーになってもらうのもリスト取りの一種です。
こうして集めた顧客のリストにあなたのバックエンド商品を販売します。
といっても、いきなりバックエンド商品をセールスしても買ってくれる人は少ないでしょう。
しっかりとバックエンド商品を購入してもらうために工夫をする必要があります。
書籍から手に入るリスト(読者)はすでにあなたの本を読んでいる状態であり、尚且つあなたの出版した書籍の内容に”本を買って勉強するほど”興味を持っています。
そういった勉強熱心な方へ、よりステップアップするための商品をセールスすることで、より高い反応をもらえます。
もちろんフロントエンドである書籍の内容も、無料プレゼントや特典の内容も、そしてそこから販売するバックエンド商品も、クオリティの高いものを用意し、手を抜いてはいけません。
バックエンド構築ノウハウ会議を公開(動画)
今回は私が二冊目に販売した著書の「現在の自分をお金に変える方法」の出版会議において実際に書籍のバックエンドをどうするか話し合っているミーティング映像を公開します。
結果から言うと私は書籍の無料プレゼント・特典で、コミュニティへの参加料金の大幅な割引をプレゼントし、そこからバックエンドの販売を行いました。
▼【書籍特典作成会議】ビジネス失敗論も笑って語れるコミュニティってどうよ?って出版企画案
▼【書籍特典作成会議】深作部というふざけた名前の起業家コミュニティ案がでてきた話
まとめ、書籍出版時のバックエンド商品の作り方
書籍出版時のバックエンド商品は『書籍に関連するもの→書籍の内容のさらに詳しいもの、より高レベルな内容』を意識して作ると良いです。
出版した書籍の内容の延長線上のコンテンツにする必要があります。
書籍を購入して、「さらにあなたから学びたい」と思ってもらうことで、あなたのバックエンド商品を手に取ってくれることが理想の流れです。
出版社から本を出版するには?
バックエンド商品への理解を深め、自分でもバックエンド商品を作成できるところまではきても、実際に書籍を出す方法がわからない、という人は多いと思います。
出版社から本を出す方法は以下の記事にまとめています。
自分の培ったスキルやノウハウを世の中に発信したい、紙の本を出版したい、バックエンドで儲けたい、
そうは言っても、書籍の出版難易度は非常に高く、企画書も通るか不安、そもそも作れるかわからない、
出版社から紙の本を出版する方法わからないし、人脈も無い、そういう方は多いと思います。
そこで今回、出版業界のドンとタッグを組んで、書籍出版のための特別なプログラムを開催しています。
出版業界ってどんな世界なの?
電子書籍出版はどんな評価なの?
企画書や出版後は何をすればいいの?
バックエンド商品はどんな商品にすれば良いの?
と言ったあなたの疑問の答えやノウハウを今回の出版社共同無料プログラムの「100日後に著者になるアナタ」
に無料で参加して、出版業界を楽しみながら学んでください。
今後のあなたの出版に確実に役立つ情報を無料で是非受け取ってください。
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